会社案内
代表者挨拶

ITで介護現場の負担軽減や利用者の自立支援
私達は、最新のIoT・AIで、介護現場の負担軽減や利用者の自立支援につながる製品とサービスを、現場に安価にお届けし、普及させる事業に取り組んでおります。
私達は、介護の現場を重視し、“介護スタッフ”、“ご利用者”、そして、“ご家族” の想いを取り入れながら可能性を追い求めています。
IoT と PAN の登場
代表取締役の紅林薫は、1980 年に東芝に入り、リアルタイムOS、LAN(TCP/IP)などを研究しましたが、1994年、東芝,IBM,Motorola,Nokia, Ericsson が共同で Bluetooth の開発に着手、自身もそれから4半世紀を超えて、所謂、WiFi, Bluetooth, ZigBee など PAN (Personal Area Network)と呼ばれる、私たちにとって最も身近な無線の世界に身をおくことになりました。
紅林は、バブルがはじけた後、独立し、自身の小さな PAN の設計開発会社を立ち上げました。2000年代に入ると、Linux Gateway が登場し、もはや、インターネットに接続するのはコンピュータだけでなく、IoT 時代が到来します。
これからは、ワイヤレスの Wearable Tag からのデータが、ZigBee などのPAN のメッシュネットワークを通じて、IoT Gateway からインターネットに出て、クラウドサーバに届く時代となると確信しました。
右は拙著の1つです。CQ出版 "Bluetooth無線でワイヤレスI/O" >
多様な介護分野における新しい基盤を目指して
多くの皆様は、身近な無線では、無線LAN (WiFI)を想起されるかと思いますが、昨今、電波の種類は多岐にわたり、私共は、これらを組み合わせて、施設内に無線ネットワークを構築し、IoT Gateway を介してインターネットに接続、クラウドサーバやAIに至る、新しいインフラの下、これまでのナースコールシステムや、離床センサーなどを統合した安価で身近なセンサーネットワークの時代がくると確信しました。
折しも、サ高住を含む老人ホームは、全国に建設され、人間的な自立支援介護のニーズが、日々、高まりつつあり、この分野でスタッフを支援するシステムの必要性が増しており、私共は、これに的を絞って、2017年からファンタスティック社として、千葉県、京葉銀行、浅井ヘルスケアグループ、皆様のご支援の下、実証実験を十分に行い、この度、製品を世に問うまでに至った次第です。
私共は、個々のセンサーを販売するにとどまらず、ナースコールシステムにかわる介護における安価で高信頼のあたらしい基盤を提供することを指向します。皆様のご理解とご支援を賜りますよう。
株式会社ファンタスティック
代表取締役 紅林 薫